キュウリの剪定のポイント!実が黄色くて育たない場合の対策も!

6/19/2023

園芸 家庭菜園

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 キュウリは夏野菜の代表として人気があります。簡単に育てられると言われていますが、栽培するには少し手間がかかります。特に剪定はキュウリの成長と収穫に大きな影響を与える重要な作業です。剪定をしないとキュウリは枝葉を伸ばしすぎて栄養が分散され、実が小さくなったり病気にかかりやすくなったりします。また、剪定を適切に行うことで、キュウリの形や品質を向上させることができます。では、どのように剪定すればよいのでしょうか?

キュウリの剪定には、主に以下の3つの種類があります。

キュウリの剪定


芽摘み

茎や葉の付け根から出る芽を摘むことです。芽摘みをすると、枝分かれを抑えて主茎を伸ばすことができます。また、芽摘みをしないと、芽から出た枝が他の枝と絡まって風通しを悪くしたり、害虫や病気の温床になったりします。芽摘みは、キュウリが5~6節目になったら始めましょう。節ごとに出る芽を全て摘み取りますが、最上部の芽は残しておきます。

成長点を切ってしまうと上に伸びなくなり最悪の場合成長が止まってしまいます。運が良ければ下からわき目が出ることもありますが主となる幹は切らないようにしましょう!


葉摘み

葉を摘むことです。葉摘みをすると、光合成の効率を高めて実に栄養を送ることができます。また、葉摘みをしないと、葉が多すぎて日光が当たらなかったり、湿度が高くなってカビやウイルスに感染したりします。葉摘みは、キュウリが10~15節目になったら始めましょう。下から数えて3~4枚目の葉を残して、それ以外の葉は全て摘み取ります。


実摘み

実を摘むことです。実摘みをすると、次の実がつきやすくなって収穫量を増やすことができます。また、実摘みをしないと、実が重くなって茎が折れたり、実が熟しすぎて味が落ちたりします。実摘みは、キュウリが食べごろの大きさになったら早めに行いましょう。一般的には、長さ15~20cm程度が適切です。実は茎から引っ張らずにハサミで切り取ります。茎や葉が多すぎると実が黄色くなって収穫できなくなることもあるので、もったいぶらず収穫していきましょう!


キュウリの実が黄色くなって育たない理由

過去にうちのキュウリも実が黄色くなって育ちが悪かった経験があります。キュウリの実が黄色くなって育たない理由は、日照不足・水やり不足・栄養不足のいずれかによるものです。これらの原因を防ぐためには、日照管理・水やり管理・肥料管理を適切に行うことが必要です。キュウリは夏野菜ですが、気温や湿度の変化に敏感な野菜でもあります。キュウリの生育状態を観察しながら、丁寧に栽培することで、美味しいキュウリを収穫することができます。

キュウリの実が黄色くなる原因は大きく分けて以下の3つです。


日照不足

日照不足は、キュウリの葉や支柱などによって実が陰になってしまうことで起こります。光合成が十分に行われないと、糖分やアミノ酸などの栄養素が不足し、実が発育不良になります 。日照不足による黄色く変色した実は、味も悪くなります。


水やり不足

水やり不足は、乾燥に弱いキュウリにとって致命的な問題です。水分が不足すると、細胞内の圧力が低下し、実がしぼんでしまいます。また、水分不足は根の吸収力を低下させ、養分も十分に取り込めなくなります。水やり不足による黄色く変色した実は、硬くて食感も悪くなります。


栄養不足

栄養不足は、肥料の与え方に問題があることで起こります。キュウリは生育期間中に多量の肥料を必要としますが、特に重要なのはリン酸とチッソ分です。リン酸は花芽形成や着果を促進し、チッソ分は葉や茎の成長を促進します。栄養不足による黄色く変色した実は、小さくて形も悪くなります。


キュウリの実が黄色くならないようにする対策は?

キュウリの実が黄色くならないようにする対策は以下の通りです。


日照管理をする

日照管理をするためには、キュウリの実が陰にならないように葉や支柱を調整することが必要です。また、日当たりの良い場所に苗を植え付けることも重要です。日照時間は1日6時間以上確保することを目安にしましょう。


水やりを適切にする

水やりを適切にするためには、土の表面が乾いたらたっぷりと与えることが基本です。ただし、水やり過ぎも良くないので、土の湿り具合を確認しながら行いましょう。また、水やりは朝か夕方に行うことが望ましく、昼間に行うと葉や実に水滴が残って日焼けの原因になります。


肥料を適切に与える

肥料を適切に与えるためには、生育期間中に定期的に追肥を行うことが必要です。追肥は、植え付け後1週間から10日後に初めて行い、その後は10日から2週間ごとに行います。追肥の際は、リン酸とチッソ分の含有量が高い肥料を選びましょう。また、追肥は水やりの後に行うことが望ましく、根元から離して施すことが重要です。

キュウリの剪定


キュウリの剪定についてのまとめ

以上がキュウリの剪定の方法です。剪定はキュウリの生育状況や気候条件によって調整する必要があります。また、剪定をするときは、キュウリに傷をつけないように注意しましょう。キュウリの剪定は少し大変ですが、美味しいキュウリを収穫するためには欠かせません。剪定しているのに実が育たなかった経験があるので、実が黄色くなって育たない時の対策もまとめておきました!おいしくてみずみずしいキュウリを育てて楽しんでください。


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カリフォルニア在住で健康マニアな日本人。 家庭菜園や実体験、便利でお得な情報をお届けします。 疑問に思ったことや調べてほしいことがあれば気軽にご連絡ください。

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