そんな人に知っておいてもらいたい、心理を利用した恋愛テクニックを教えます。
仕事の人間関係に悩んでいる人も利用できるテクニックです。
恋愛だけでなく、自分に自信がない人や人付き合いが苦手な人は、ぜひ参考にしてみてください。
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ザイオンス効果
人は接触回数が増えると高感度が上がります。
初めて会う人と、何度も会っている顔見知りなら、顔見知りのほうが高感度が高いはずです。
嫌いな人が相手だと合う回数が減り、親しい友人とは合う回数が増えるのは、このザイオンス効果のためです。
好意を持ってもらいたい相手がいる場合、こまめにコミュニケーションをとってみましょう。それだけで、好感度は大きく上がります。
相手に負担がかからない上手なコミュニケーションをとりましょう。
注意点
ザイオンス効果を使って、印象をアップできますが、注意点もあります。
相手が自分に悪い印象を持っていた場合、接触回数が増えると逆効果になります。
例えば「生理的に嫌い」とか「どうしても苦手」と言う人が近くにいると気分悪いですよね。
ですから相手が自分に悪印象も持っていないとわかっている場合に、ザイオンス効果を使って接触回数を増やしましょう。
相手と毎日連絡を取り合っている場合、１日連絡がないと相手が心配して連絡してくるなんてことも。
押すばかりではなく、たまに距離をとるなど、絶妙なバランスも効果を増幅してくれます。
コマーシャルもザイオンス効果
繰り返しコマーシャルを見ることで、印象が良くなっていきます。
例えばスーパーでヨーグルトを買うときに、テレビでよく見るブランドと無名の物があったとします。
コマーシャルのヨーグルトの方が２０円高くても、手にとってしまいませんか？
これがザイオンス効果です。
部活や職場で、恋愛関係に発展しやすいのもザイオンス効果によるものです。
相手の真似をする
２０年ほど前の研究結果で、「カメレオン効果」という法則が発表されました。
カメレオン効果とは、無意識に行動をマネしあうことによって、相手の高感度が高まります。
仕草や表情、身振り手振りを無意識に真似されると、相手への高感度が上がります。
実験結果は無意識にということですが、恋愛テクニックとしては、さりげなく会話の語尾をマネたりして高感度を上げられます。
目を見て話す
僕は子供のころに、親や先生から「相手の目を見て会話しなさい」とよく言われました。
アメリカ在住なのですが、日本の留学生は会話をするときに、相手の目を見ないではなす人が多いんですよ。
目を見ながら会話するのが恥ずかしい、と感じる人は結構いるようです。
目を見て会話をしなければ、好感度は下がります。相手は、「もしかして会話したくないのかも」とか「嫌われているかもしれない」と感じるでしょう。
目を見て話す時のアドバイスをもうひとつ。
会話をしている最中、相手の話に同意した時は小さくうなずく。
これだけで話し手は、話を聞いてもらえているという実感がわきます。
褒めると評価が上がる
人や物を褒めると、あなた自身の評価が上がります。
例えば、あなたが誰かについて優しいと説明したとしましょう。その会話を聞いた人はあなたも優しいと評価するようになります。
彼氏とケンカして落ち込んでいる女性に、「彼氏はいい人だよ、すぐまた仲直りできるよ」と伝えると、あなたの評価や高感度は上がります。
逆に、「あんな彼氏ダメだよ、最低だよ」といった場合、あなたの高感度が下がります。
ポジティブに褒めれば評価は上がり、ネガティブな悪口を言えば下がります。
つまり口にした会話の内容が、自分に返ってくるということです。
例えばキャバクラやホスト、太鼓持ち、ゴマすりとなどは、相手を褒めて喜ばせることにより、自分の評価を上げています。
この効果で再度来店してもらったり、次回もお誘いがかかったり、契約がまとまるなんてこともあります。
相手との距離を近づける
嫌いな人や、別れる前の恋人とは、少し離れて会話しがちじゃないですか？
逆に恋人や親しい友人とは、会話する時の距離が近くなりますよね。
人は自分なりの”パーソナルスペース”という距離感を持っています。
つまり親しくなるには、距離感を近づけられればいいです。
相手の間合い（テリトリー）に入ってしまうことで、親近感が沸きます。
もし好きな異性がいるのなら、会話する時にさりげなく上手に距離近づけましょう。
アドバイスとして、少し近づいて相手の反応を見て、距離を置こうとしなければ少しづつ近づいていきましょう。
逆に相手が距離をとるようなら、無理に近づかずじっくり好印象をもってもらうまで待ちましょう。
欠点を見せる
テレビで芸能人が失敗談を話したりしていますよね。
あの失敗談を話すのにも理由があります。
「しくじり効果」と呼ばれる物で、失敗を話すことによって、有能でスゴイ人でもミスをすると聞かされると、人に好意をもたれやすくなります。
ただし、最初から無能だと思われているとしくじり効果は得られません。
完璧で優れているイメージの人が失敗することで、親しみがわくのです。
しっかり者、礼儀正しい、誠実などという印象を相手に持たせてからしくじり効果は有効になります。
まず真面目な自分を知ってもらってから、自分のミスや失敗話をして、仲良くなるのがベストです。
名前で呼ぶ
休日に学校のクラスメートや仕事先の知り合いにバッタリ会ったときに、”名前で呼ばれて親近感がわいた”なんてことありませんか？
知っている人も見かけて、「どうも、買い物ですか？」と話しかけるより、「○○さん、買い物ですか？」と話しかけるだけで印象が良くなったりします。
相手の名前を呼ぶには、相手を認識して覚えていなければできません。
名前を呼ぶことで相手に敬意を示すことになり好感度が上がるのです。
また苗字と名前でも印象が変わってきます。
年配の人や上司の名前を、職場で呼び捨てで呼ぶのはNGですよ。
あくまで恋愛対象や近づきたい人の場合、名前で呼ぶことで効果を得られます。
上手に名前の呼びかたを使い分けられれば、相手が自分に持つ印象を良くすることができます。
返報性
最近は減りましたが、昔はお世話になった人へのお礼として、お中元やお歳暮を贈ることがありました。
お世話になった人へ、プレゼントを贈るのは、返報性の原理が働くからです。
後輩や同僚に手伝ってもらったら、お礼に食事や飲みに連れて行ったりすることがあるでしょう。
手助けや協力してもらったときに、お返しをしなければいけないという心理が働きます。
例えば、お店でおまけに何かもらったとしましょう。
いい印象が残ることで”また行こう”と思ってリピートする可能性があがります。
もし好意も持っている相手に相談に乗ってもらったら、お礼に食事に誘えば、理由もあるしザイオンス効果も期待できます。
返報性の原理の活用法
相手が自分に好意を持っていると、相手に惹かれやすくなります。
お世話になった人へのお礼する心理を利用すれば、相手を自分のほうに振り向かせることができるのです。
女性がバレンタインデーにチョコを渡すと、渡された男性は意識し始めます。
しかしバレンタインデーは年に一回しかないので、どうやって返報性の原理を使うのかと悩んでしまいますよね。
じつは、簡単に行動できます。
仮に気になる異性がいるなら、こう伝えてみてください。
”好きになってもいい？”
チョコレートを渡した時と同じ効果が得られます。
共通の価値観を持つ
人は自分と似た人に魅力を感じ惹かれます。
ツイッターやインスタグラムのフォロワーに、同じ趣味を持つ人が多いのは、共通の価値観をもった人が多いからです。
例えばファッションセンスが似ていたり、年代が近く子育て世代だと、似た悩みを共有していて会話がしやすかったりします。
自分と同じ境遇や価値観をもっている人に、好感持ちやすくなります。
この類似性の法則を使えば、好きな人との距離を縮めることも可能です。
相手と同感できる共通の話題を持ちましょう。
相手と同じ考えで似ていると伝えられれば、相手はあなたに好感を持ってくれるでしょう。
趣味以外でも、自分の好きなこと、アーティスト、映画でも何でもOK。
共通の話題さえあれば、親しくなるチャンスなんです。
接触する
ぶりっこがなぜ異性に好かれるのかわかりますか？
女性が猫をかぶったりぶりっこするのは、第一印象を上げるためでもありますが、そのあとにもアクションを起している人が多いのです。
さりげなく相手にタッチすると、された人は親しみを感じやすいのです。
髪の毛に何かついてると言って、とってもらった場合、自然と「ありがとう」といってしまう経験はありませんか？
これも相手に接触すると感じる、「サブリミナル接触」の効果です。
自然と好意がある相手に接触してくる人もいるので、触れてくる相手がいれば、あなたに好意をもっているかもしれません。
ただしベタベタ不自然に触れると、相手が不快を感じる場合もあるので、注意しましょう。
軽く相手にタッチするだけで、距離感が近くなり、印象も良くなります。
相手に好かれていない場合も逆効果になります。
自分が悪印象を持たれていない場合に接触してみましょう。
触れる程度で印象は変わります。
表情
怒っている上司には近づきにくいし、いつもニコニコえびす顔の先輩には話しかけやすいですよね。
会話をする時に相手の目を見ると高感度が上がる話をしましたが、会話する時の表情は大切です。
第一印象を見る場合、姿勢の良さは重要な要素になるのですが、好感を集める場合は姿勢はあんまり関係ありません。
大事なのは顔の表情なのです。
笑顔で相手の目を見て会話をすれば、高感度が上がります。
秘密
秘密を相手に教えたり明かされたりすると、距離が縮まります。
２人だけの秘密を共有することで親しみがわくのです。
ただし、信頼を重要視するので、”相手の秘密は絶対他人には話さない”こと。これは絶対に守りましょう。
恋人同士だけでなく親友を失う原因にもなりかねません。
どうでもいい会話ではなく、打ち明け話や重要な会話をすることで相手に近づきやすくなります。
聞き手になる
自分のことを話すだけで、人は快感を感じます。
もし好きな人と会話をするなら、自分が喋るよりも、相手の話の聞き手になるほうが記憶として残ります。
さらに好きな相手のことを知れる機会なので、相手の目を見て、相槌を打ち好感度を上げましょう。
聞き上手な人ほど、友人や身内から相談されたりします。
自分の話しをするよりも、聞き手に回ることを意識しましょう。
相手が女性の場合
男性が女性と話すときは、必ず聞き手に回りましょう。
そして最も大事なのは、”共感してあげること”です。
はっきりいいますが、男性は、ダラダラした話が苦手です。
「だから何？結論は？」となりがちです。
でも女性は気持ちを理解して、共感してほしいと思っています。
話を聞いてあげて、「うん、そうだね」と言ってあげましょう。
相手が男性の場合
男性と女性では脳が違います。
男性が会話する時は、解決策を求めます。
母親が、「こうしたら？」と提案してくるのも男性にとってはひとつの解決策でもあったわけです。
女性が男性と会話する時は、「じゃあこういうのはどう？」など、提案をしてあげてください。
女性がアドバイスをしてあげるだけで、安心したり協力してくれていると感じ、あなたに魅力を感じます。
相手を認める
人間には自己重要感という、自分のことを認めてもらいたいという欲求があります。
自己重要感を満たしてくれる人に、好感を持ちやすいので、相手を褒めましょう。
外国人の男性が女性を褒めるのは、この自己重要感を満たす為でもあります。
心理的に効果があるので、子供やスポーツ選手を育てる時も、良いことを認めてあげて、褒めて伸ばすという人がいます。
最後に
人気商売であるタレントやホスト、ホステスといった職業の人たちは、自然とテクニックを使っています。
できる営業マンも、長年の経験で人との付き合い方を知っています。
外国人が優しく見えるのも、説明してきたテクニックを自然に使っているからです。
今回説明したことをいくつか実践するだけで、好感度が上がったり、コミュニケーションが楽になります。
やるべきことがわかったら、あとは行動するだけです。
テクニックを知ったので、これからは恋愛も人付き合いも積極的に行動してみてください。
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