コーヒーは種類で特徴が違う!好みのコーヒーの選び方!

1/25/2019

海外生活 食品

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缶コーヒーやコーヒーショップ、喫茶店で簡単に飲むことができるコーヒー。

ひとくちにコーヒーと言ってもインスタントやドリップ、エスプレッソといった様々の淹れかたや、ブラックやラテ、オレといった飲みかたなど様々です。

「コーヒー豆が違ったら何か違うの?」とか「焙煎で何か変わるの?」と思いますよね。

色が真っ黒なエスプレッソなんて、カフェインめちゃくちゃ多いだろうと思われがちですが間違いです。

コービー豆の特徴や、焙煎によって違ってくる味やカフェインの量など、意外と知られていないコーヒーについて説明していきます。


コーヒー


コーヒーの豆

コーヒーはコーヒーノキと言う木の果実で赤や紫、黄色の硬い実で9ヶ月ほどで成熟し種がコーヒー豆になります。

実の中には2粒の種子が入っていて、片方が大きくもう一粒は小さくなり大きい種がコーヒー豆として使われます。

生の豆は緑色で、焙煎することによって、茶色~黒の一般的なコーヒー豆の色に変色します。

コーヒーノキは、観葉植物としても扱われています

コーヒー

コーヒー豆の種類

栽培されているコーヒーの木は、主に3種類でエチオピア原産のアラビカ種、コンゴ原産のロブスタ種、昔はリベリカ種がありました。

リベリカ種は、ほとんど栽培されておらず、現在はアラビカ種ロブスタ種の2種類がほとんどです。

アラビカ種

世界のコーヒーの7~8割がアラビカ種で、レギュラーコーヒーなどに使われる豆です。

元はエチオピア原産だったのですが、現在の主な栽培地は中南米とアフリカです。

砂糖を入れると柑橘系のフルーティーな香りとコクが際立ちます。

栽培されているアラビカ種の種類

・ブルーマウンテン
・モカ
・コナ
・スマトラ
・ティピカ
・コムン
・ティコ

手作業で熟した種を摘み取って収穫。

ロブスタ種

世界のコーヒーの生産量の2~3割がロブスタ種。主な栽培地は東南アジアとアフリカの一部。

インスタントコーヒーや、レギュラーコーヒーかさ増しに使われています。砂糖を入れるとビターチョコレートのような味わいになるのが特徴です。

ヨーロッパで多く消費されていて、フレンチ、イタリアンに代表されるローストコーヒーとしてよく飲まれています

栽培されているロブスタ種の種類

・ウガンダ
・ロブスタ
・コニロン

棒切れなどで種を叩いて落として収穫。

コーヒーベルトで栽培

現在コーヒーは世界の約70ヶ国で栽培されいます。

北緯25~南緯25度まで(赤道付近)の熱帯と亜熱帯が、コーヒーの栽培に適していて”コーヒーベルト”呼ばれています。

中南米、アフリカ、東南アジアはコーヒーベルトの範囲内なので、生産地になっています。

ブラジルが世界のコーヒーの3分の1を生産しており、最近ではベトナムが15%、インドネシア、コロンビア、エチオピア、メキシコ、インドで生産されています。

アメリカでもベトナム料理屋さんに行くとベトナムコーヒーがあるのですが、コーヒーの中に練乳を入れて飲みます。初めて飲んだときは驚きましたが、このベトナムコーヒーは、おいしいですよ。

コーヒー豆の種類

コーヒー豆は種類が多く、銘柄は産地の名前を付けられていることが多いんです。

アラビカ種ロブスタ種でも栽培している地域の気候や土壌によって味や風味が変わります。

ワインが産地によって特徴が違うように、コーヒーも産地によって味や風味が変わってきます。

有名な種類の豆の特徴

日本でよく聞く名前も、聞いたこともないような名前もあります。

アメリカでは普通にスーパーで量り売りの豆や、ミル(グラインド)された物が売られており、焙煎(ロースト)の種類も選べます。

1種類の豆のロースト違いのコーヒーもあれば、豆の種類が違う場合もあります。

品種改良も入れると200種類あるといわれていますが、有名な種類の豆と僕が飲んだことがあるものを説明していきます。

・ブルーマウンテン
・エメラルドマウンテン
・グァテマラ
・モカ
・キリマンジャロ
・コナ
・ジャワ
・ブラジル
・マンデリン
・コロンビア

ブルーマウンテン

カリブ海にあるジャマイカのブルーマウンテン山脈で作られている高級コーヒー豆です。

甘味、苦味、酸味、香り、コク、全てのバランスが取れた「ザ・コーヒー」 です。

一言でいうと、おいしいし、味を楽しめるおすすめのコーヒー豆です。

エメラルドマウンテン

コロンビアのアンデス山脈の1700m以上の高地で栽培されています。

酸味、甘み、コクの調和が取れたコーヒー豆です。

グァテマラ

グァテマラ原産のコーヒー豆。

甘み、酸味、苦味のバランス、後味がいい。

クセがなく、飲みやすくておいしいコーヒーです。

モカ

コーヒー発祥の地といわれているエチオピアの高地2000m前後で作られています。

イエメンのモカ港が積み出し場所であったため、「モカ」という名前が付いたそうです。

酸味が強く、軽やかな風味。

コーヒーショップのカフェモカと、豆の種類のモカは別物です。

豆のモカは、エチオピア産か、イエメン産のモノを指します。

キリマンジャロ

アフリカのタンザニアのキリマンジャロの山の傾斜で栽培されています。

甘みと柑橘系の酸味が特徴。

コナ

ハワイのコナで作られているコーヒー豆。

標高は低い場所で栽培されている。(200m~800m)

ハワイ州に品質管理されているので、上質な豆ができますが生産量自体は少なめです。

強い酸味と、甘い風味、深いコクが特徴。

初めてスーパーで見たときに、コナという名前なのでミルしてあるんだと思っていたら、コーヒーの種類の名前でした。

ジャワ

インドネシア、ジャワ島で栽培されている豆。

見た目は濃くて苦そうに見えるが、酸味は弱く香りが強く飲みやすい特徴。

個人的には酸味が控えめなので好きなコーヒーです。カフェオレにしてもおいしい。

ブラジル

ブラジルで栽培された豆で、値段が安いので主にブレンドコーヒーのベースとして使われています。

柔らかな酸味と苦味、コク、香りのバランスがいいのが特徴。

マンデリン

インドネシアのスマトラ島で作られる豆。

インドネシアはロブスタ種がメインの産地なのですが、スマトラ島のマンデリンはアラビカ種。

酸味はあまりなく、苦味とコクが深いのが特徴。

ブルーマウンテンが現れるまでは、世界トップと評されるコーヒー豆だったそうです。

アメリカのスーパーでスマトラタイガーと言う品名で売られていて買ったところ、酸味が控えめで、好みの味だったのでリピートしました。

コロンビア

粒が大きめのコロンビア産のコーヒー豆。

まろやかな酸味と甘い香りでマイルドコーヒーに使われます

コロンビアコーヒーは焙煎度合いを選べるお店があるので、フレンチ、イタリアンをよく購入しています。


日本でよく飲まれるコーヒー

人気缶コーヒーや、コーヒーショップで使われている豆もあるので、知ってる名前も多いはずです。

エメラルドマウンテン、ブルーマウンテン、モカ、ブラジル、コロンビアあたりは、日本でよく飲まれています。

コーヒー

アメリカで売っている豆

僕自身が買っっている、飲んでいる豆は基本的に”オーガニック”のものです。2パウンド(約900g)で10ドル前後で買えます。

アメリカのスーパーではエメラルドマウンテン、ブルーマウンテンはほとんど見ないし聞きません。

グァテマラ、モカ、キリマンジャロ、コナ(ハワイアン)、ジャワ、ブラジル(ブラジリアン)、マンデリン(スラトラタイガー)、ウガンダ、コロンビアあたりです。

ペルー産のコーヒーも見かけることがあり、飲んでいますがおいしいですよ。

アメリカのコーヒーはフレンチバニラや、アイリッシュクリーム、キャラメル、へーゼルナッツなどのフレーバー(味や香り)がつけられたものがあります。

日本人がフレーバーつきのコーヒーを飲むと、好き嫌いがはっきり分かれます。僕は人工的に付けられた味が苦手なので、豆と焙煎でコーヒー豆は選んでいます。

豆の状態で購入するのですが、ミルはお店でする場合と家でする場合があり、酸化して香りを飛ばしたくない場合は家でミルします。

コーヒーの焙煎

もともとコーヒー豆は緑色の種ですが、焙煎することで色が付き茶色から黒まで色が付きます。

甘みのある豆は浅煎りがおすすめで、酸味やカフェインが多い。コーヒーの苦味が苦手な人は浅煎りがいいでしょう。

深煎りは味が苦めでコクとまろやかさが出て、カフェインが少ない。コーヒーの酸味が苦手な人は深煎りがおすすめです

フレンチロースト、イタリアンローストとは、深煎り焙煎してある状態で、豆の色が黒く油が表面に出てきます。

浅煎りがブラックコーヒー中煎りがアメリカンコーヒーレギュラーコーヒー深煎りがラテやアイスコーヒー、エスプレッソ向きです。

浅煎りが酸味、中煎りが甘み、深煎りが苦味と覚えておきましょう。

コーヒー

コーヒー豆のまとめ

世界中で飲まれているコーヒーの種類はアラビカ種とロブスタ種の2種類。

世界の約70ヶ国、赤道付近の熱帯と亜熱帯のコーヒーベルトで栽培されている。

栽培している地域の気候や土壌によって味や風味が変わる。

焙煎でカフェインの量、味、香りが変わる。

浅煎りは酸味が強くカフェインが多い、中煎りは甘み、深煎りは苦味が強くカフェインは少ない。

酸素や水分が触れないように密封し、紫外線が当たらない冷暗所で保管する。


コーヒーは豆の種類と焙煎全然違う風味、味になります

ブラックで飲むのか、ラテ、カフェオレ、エスプレッソにするのか好みの飲みかたで選ぶ豆が違ってきます。

色が濃いコーヒーはカフェインが多いというのは全く間違いで、深煎り焙煎で黒くなっているほうがカフェインが少ないんですね。

アメリカンコーヒーは薄いと思っていたら実は浅煎りなので、カフェインが多く飲み過ぎると夜眠れなくなり、エスプレッソのほうがカフェインが少なかったりします。

僕の今のお気に入りは、コロンビアのフレンチローストでカフェオレを作るのがマイブームになっています。

コーヒーは自分の好みで気に入った物を選んで楽しむ物なので、もしどのコーヒー豆を買えばいいのか迷ったときの参考にしてください。

自己紹介

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カリフォルニア在住で健康マニアな日本人。 家庭菜園や実体験、便利でお得な情報をお届けします。 疑問に思ったことや調べてほしいことがあれば気軽にご連絡ください。

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