ブラックフライデー(Black Friday)もサンクスギビングデー(Thanks givingday)も何のことかよくわからない人も多いでしょう。
実は日本でもイベントとしてAmazonやショッピングモールもブラックフライデーを定着させようとしています。
海外ではどんな祝日で、どんな行事なのか説明していきます。
日本で定着するのはブラックフライデー
アメリカではブラックフライデー(Black Friday)とサンクスギビングデー(Thanks givingday)は、ワンセット。
サンクスギビングデーの翌日にブラックフライデーというイベントがきます。
カナダやアメリカの祝日であるサンクスギビングデーは日本では行事として行われないでしょう。
日本で流行るのはブラックフライデーです。
ブラックフライデーに関しては、世界中のどこでも定着する可能性もあり、お店や小売店が取り入れるイベントです。
サンクスギビングデーという祝日
サンクスギビングデーの始まりは、初代大統領ジョージ・ワシントンが大統領宣言という形で不定期に行われていたそうです。
第16代大統領、エイブラハム・リンカーンが国の祝日として定着させました。
昔と違い今では宗教的な意味合いは薄れてきています。
そもそも収穫を感謝するという意味で、日本語だと”感謝祭”とも呼ばれます。
感謝祭(11月末)を迎えると、本格的な冬の始まりになります。
祝日なのに日時が決まっていない
普通、祝日は○月○日と日時か決まっています。
例えばアメリカの独立記念日なら7月の4日。クリスマスなら12月の25日。日本でもこどもの日は5月5日。というように祝日は日時が決まっています。
このサンクスギビングデー(Thanks givingday)は日時が決まっていません。
アメリカでは毎年11月の第四木曜日。カナダだと、10月の第二月曜日。
つまり11月28日の時もあれば、11月27日の年もあるということです。
感謝祭の祝い方
サンクスギビングデー(Thanks givingday)は、ほかの行事や祝日とは過ごし方が違います。
家族や親族みんなが集まって一緒にディナー(夕食)を食べる、食卓を囲むという祝日です。
木曜日が祝日になるのですが、会社によっては翌日の金曜日も休日になるところも多いんです。
よってアメリカでは珍しい4連休になります。
この4連休は家族に会う為に移動する人が多く、高速道路、電車、飛行機を利用する人が増えます。
大家族だと20人を超える人が集まって、一緒に感謝祭を祝います。
感謝祭の料理は七面鳥
みんなが集まって何を食べるのか?ということですが、感謝祭では七面鳥を食べます。
大きな七面鳥を丸ごとオーブンで時間をかけて焼いていきます。
サンクスギビングデーの2週間前くらいから、スーパーマーケットで冷凍されたターキー(七面鳥)が売られ始めます。
※家のオーブンで焼く場合は、2日ほど前から解凍する必要があります。
スーパーマーケットで七面鳥を買う場合、パウンド(重さ)でサイズがあります。
3時間から8時間かけて、ゆっくり丁寧にターキー(七面鳥)を焼き上げていきます。
ターキーを食べるときは、ターキーから出る肉汁やオイルでグレービーソースを作って、かけて食べます。
そのほかにも、ターキーにクランベリーソースを添えて提供します。
クランベリーソースは缶詰でも販売されていて、ゼリーのようにプルプルに固まっています。
クランベリーソースは酸味があり、ターキーにつけて食べます。
みんなで1年間に何があったかを話しながら、のんびり夕食を楽しんで過ごします。
翌日の金曜日がブラックフライデー(Black Friday)
始めに触れたブラックフライデー(Black Friday)というイベントは今後、日本でも行われるようになります。
ブラックフライデーとは、どんな行事なのでしょうか。
簡単に言うと、”安売り バーゲンの日”です。
ほとんどの小売店、家電屋、ショッピングセンター、ホームセンターなどが一同にセールする日です。
2、3日前から広告が入り、目玉商品がたくさんあります。
”どのお店に何を買いに行くか”や”家族で分担して目玉商品を買いに行く”ほどです。
木曜日のサンクスギビングデーの夕食を食べ終わった後、お店に並びに行きます。
サンクスギビングデーは基本的にどこのお店もお休みなので、閉まっている店の前に人が並んで行列ができます。
目玉商品に限りがあるので、絶対に購入したい人は、寒い中長時間並びます。
日本ではAmazonもブラックフライデー開始
今年2019年、大手オンラインショップである、Amazonもブラックフライデーを開始すると発表しました。
過去にはイオンなどもブラックフライデーを行っていました。
今年、Amazonが開始するということで、今後日本のほかの小売店もブラックフライデーを開始する可能性があります。
もしかすると冬の行事として定着するかもしれません。
実際にアメリカでも売り上げの少ない11月に、ブラックフライデーを行うことによって、売り上げが激増したそうです。
店が黒字になるから、ブラックフライデーと言われている意味合いいもあり、お店もお購入者も喜ぶので流行りそうですよね。
アメリカだとかなりのお店が、ブラックフライデーを行っています。
・Walmart
・BestBuy
・Terget
・ショッピングモール
・BestBuy
・Terget
・ショッピングモール
パッと思いつくだけでも、かなりありますが、大きな店舗だとこんな感じです。
過去にWalmartのブラックフライデーで買い物をしたことがあります。
HPのノートパソコンが150ドル(約17000円)、SonyのVaio(ノートPC)が300ドル(約33000えん)程度で購入できました。
夜の10時に並び人が多すぎたので、店舗を開放して店内に並び、朝5時から購入開始になりました。
並んでいる最中、ハンバーガーやご飯を食べている人もいました。
ネットのサイトでもブラックフライデーはあるの?
さっき日本でAmazonもブラックフライデーを開始すると説明しました。
アメリカだと、感謝祭の連休が終わった月曜日に買い物する人も多いので、”サイバーマンデー”とも呼ばれています。
Amazonだけでなく、eBayやWalmart、Tergetのオンラインサイトでもブラックフライデーをイベントとして、セールをしています。
わざわざ店舗に並ばなくても、オンラインでセール価格で、安く購入できるようになっています。
5分で完了!ebayの登録方法!英語が苦手な人に図で徹底解説
クリスマスプレゼントをブラックフライデーで購入
サンクスギビングデーが終わると、次の行事はクリスマスです。
子供や孫のクリスマスプレゼントをブラックフライデーで購入する人もいます。
何せ安いですからね。
子供のプレゼントのおもちゃだけでなく、家電製品や調理器具なども、この時期に購入する人が多いようです。
ブラックフライデーは1年間で”小売店の売り上げが一番上がる日”とも言われているので、かなりの人が購入しています。
まとめ
ブラックフライデー(Black Friday)もサンクスギビングデー(Thanks givingday)について説明してきました。
Amazonが開始するブラックフライデーが何なのかわかりましたか?
自分でお店を経営している人は、ブラックフライデーを取り入れてみるのもいいかもしれません。
これから日本でも定着しそうなイベントです。
お店によっては導入することもありそうなので、お気に入りのお店や趣味で使うものを安く購入できるようになるかも。
サンクスギビングデーの七面鳥(ターキー)の丸焼きは、日本では難しそうですが、感謝祭のように家族で集まるのはいいアイデアですよね。
年末で忙しくなる前のイベントになるかもしれません。
安売りやバーゲン、セールが好きな人は、ブラックフライデーを楽しんでみて下さい。
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