詐欺にだまされない自信はありますか?被害にあわない7つの対策法

9/07/2019

タメになる話

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「自分がだまされるわけがない」と思っていても、家族がだまされてしまう場合があります。

詐欺も多種、多様化していて、驚くようなモノもあります。

アメリカでは毎日のように、おかしな電話がかかってくるので、知らない番号は受け取らない人が増えています。

日本でも特殊詐欺は増えていて、詐欺の電話があったという話を耳にします。

ちょっとしたことで被害にあわないようにできるので、対策方法を紹介していきます。


詐欺にだまされない自信はありますか?被害にあわない7つの対策法


詐欺の手口


詐欺師は、常にお金を回収できそうなカモを探しています。

家電や携帯、メール、郵送などいろいろな方法で接触してきます。

アメリカに住んでいる僕の家にも、GoogleやPG&E(電気会社)、IRS(税務署)など大企業や国の機関を名乗った詐欺グループから電話がかかってきたことがあります。

ナンバーディスプレイに電話番号と名前が出るのですが、驚くことにPG&E(電気会社)やIRS(税務署)と表示されるので、信じてしまいそうになります。

しかし僕は詐欺には引っかかっていません。

犯罪が進んでいるアメリカでは、細心の注意が必要で、必ず確認してからしか相手にしないからです。

日本の詐欺は、40代以上の人がだまされやすい傾向にあるといえます。

どんな詐欺があるのか、被害にあわないようにするにはどうするかを説明していきます。




特殊詐欺って?


社会の出来事に便乗した詐欺です。

トレンド詐欺といえばわかりやすいでしょうか。

ビットコインやFXで”簡単に儲かる”とか”投資用講座に入金しておけば、年利5%の利子がもらえる”や”元本保証”なんて電話やチラシを見たり聞いたりしたことありませんか?

代表的なもので言えば、オレオレ詐欺なんかも特殊詐欺になります。

ほかには義援金や寄付金詐欺など人の善意に漬け込んだモノもありますし、オリンピックやコンサートのチケットを譲ると言って、お金だけを盗む手口などもあります。



代表的な特殊詐欺の種類



・オレオレ詐欺
・架空請求
・融資保証金
・金融商品取引
・情報商材


ほかにも出会い系や賭け事の必勝法など、自分から行動を起こして、被害にあってしまうケースもあります。

お金儲けやおいしい話、楽をして得をしようとすれば、なにかしら裏があると思っておきましょう。



詐欺対策


被害にあわないようにするには、日ごろから自分の身を守る必要があります。

ちょっとしたことで、詐欺師を見分けることができる場合もあるので、参考にしてください。

郵便やメール、電話でお金の話が出たら、まず疑ってください


対策1:ナンバーディスプレイ


スマホや携帯に詐欺グループから電話がかかってきた場合、非通知でない限り電話番号が表示されます。

月々の料金がかかりますが、家電にも相手の電話番号がわかるよう、ナンバーディスプレイをつけることをおすすめします。

知らない番号から電話がかかってきても出なければいいし、うるさいと感じれば直切りできます


対策2:その場で対応しない


相手の電話番号がわからずに、出てしまった場合でも、必ずするべき対応策があります。

自分のことは一切話さず、相手の情報を得ます

オレオレ詐欺の電話がかかってきた場合でも、使える手段なので覚えておきましょう。

まず電話相手が何か言ってきても、こう返してください。

「今ちょっと手が離せないので、折り返し電話します」と言って会社名、電話番号、担当者名を必ず聞いて電話を切りましょう

「またかけなおします」や「今じゃないとサービスが受けられない」と言ってその場で話そうとしてきたら、高確率で詐欺です。

僕の場合アメリカなのですが、上のような返答があった場合、「詐欺でしょ?迷惑だからかけてこないでね」とはっきり言ってしまいます。

オレオレ詐欺の場合でも、身内の携帯番号以外から通知があったら、”かけなおす”と言って電話を切りましょう。

そこで人の携帯からかけていると言われようが、本物の家族の電話番号やメールに連絡して、今電話してきたか確認しましょう。

詐欺もしくは怪しいとわかったら、その電話番号を警察に通報しましょう


対策3:インターネットで検索


会社名、電話番号、担当者名を堂々と名乗る詐欺グループも存在します。

会社名をネットで検索して、実在する会社など詳細を調べましょう。

過去に被害にあった人たちが、インターネットに被害を書き込んでいることもあるので、判断材料になります。

アメリカの場合は、いつどの電話番号からどんな会社名で詐欺電話がかかってきたか、書き込みされていることがあるほどです。

まず確認をしましょう。


対策4:家族に聞いてみる


インターネットで調べても怪しくないし大丈夫そうでも、知らない人から連絡があったことは事実です。

家族に、会社名、電話番号、担当者名を伝えて相談してみましょう



対策5:個人情報は教えない


日本は礼儀正しい国なので、電話がかかってくると「はい、○×です」と苗字を名乗ってしまいます。

これは文化なので仕方がないことです。

しかし、苗字以上の情報は決して相手に教えないでください。

もし住所やマイナンバーを教えてしまうと、闇業者のリストに詳細情報が載ってしまい、さらに詐欺電話が増える可能性があります。



対策5:ハガキやメールは無視


架空請求業者などは、あなたの情報を一切わかっていないのに、メールやハガキを送ってきます。

あなたから電話がかかってくるのを待っていて、連絡してきたらお金をだまし取ろうとします

身に覚えがないのに、ハガキの電話番号に連絡する人は、真面目や几帳面な人です。

たとえば「裁判沙汰になる前にお金を払ってください」と真面目な人が言われれば、不安になって払ってしまいますよね。

連絡してきた人=真面目、几帳面、心配性=お金が取れるカモ

詐欺師はこのように考えているので、絶対に連絡しないようにしましょう。



対策6:金品を要求してきたら詐欺確定


詐欺グループの手口は巧妙化してきていて、電話を切らせずうまく話を進めていく話術にも長けています。

もし電話を切るタイミングを逃して、相手がどんどん話し込んできたら、注意深く会話を確認します。

宅急便や郵便で現金を送れ”とか”電子マネーを買え”や”融資のための保証金”は詐欺師の手口です。

お金や金品、振込みや郵送といった語句が出てきたら、すぐ家族または警察に相談しましょう。



対策7:儲け話は向こうから来ない


もし仮に必ず儲かる話があったとしましょう。

本当に儲かる話なら、みんな始めているし、みんな始めた段階で儲からなくなっています。

インターネットで儲ける方法や、コンサルタントを名乗って、困っている人からお金をだまし取るという被害も増えています。

高額な情報商材を買ってだまされたと言う話もよく耳にします。

インターネット検索最大手のGoogleは、お金儲けのサイトを今後上位表示させないと言っています

しかしごくたまに、本物のコンサルタントなどもいるので、多数の偽者を排除できないでいます。

そして詐欺は立証しづらい犯罪被害なので、まずは”だまされない”ように細心の注意を払いましょう。

メルマガ登録などは、あらかじめ捨てメールを用意しておき、そちらで登録しましょう。

儲かる話やおいしい話は向こうから来ることはありません



実際に体験した話


はじめにも書きましたが、アメリカでは電力会社を名乗る詐欺が多いんです。

誰でも電気代は支払うからなんでしょうが。

ある日、いきなり電力会社を名乗る男が訪問してきました。(アメリカで知らない訪問者が来た場合、ドアは開けてはいけません)

スーツなのですが、会話のニュアンスが横柄で、明らかに急いでいる感じ。

挙句、月々の使用量を見たいから、明細を見せろと言ってきました。

会話がおかしいですよね?

電気会社からきたのに、顧客の情報を持っていないなんてありえません。

知りたければ、自分の会社に問い合わせろ。個人情報は見せないから帰れ」と伝えると、隣の家を訪問していました。

20分後、近隣の住人が詐欺師がいると通報したらしく、警察が来ていました。



身内が被害にあわないようにする


特に高齢者は、息子や孫に問題があれば、助けようとします。

自宅にいる確率も高いので、被害にあいやすいのが現状です。

知らない人から連絡があったら、すぐに身内に電話するように伝えておきましょう。

家族が間に入ることで被害を未然に防げることもあります。

僕のいとこが昔、祖母に「あー、オレオレ」と電話したそうです。

祖母には4人、男の孫がいたので、「どのオレだい?」と返答したそうです。

その話を聞いて”オレオレ詐欺には、だまされなさそうだ”と思って、ちょっと安心したのを覚えています。


まとめ



・知らない人や会社が接触してきたら注意
・電話番号の確認
・相手の情報(電話番号、会社名、担当者名)を聞き出して、電話を切る
・インターネットで検索する
・個人情報(自分のこと)を教えない
・ハガキやメールは無視
・金品を要求してきたら警察に連絡
・儲け話は向こうから来ない


もし怪しいと感じたら、まず家族に相談しましょう。

家族がだめなら警察に連絡して相談に乗ってもらうのもいいでしょう。

詐欺についてさらに詳しく知りたい方は警察庁のホームページも目を通して見て下さい。

警察庁ホームページ

警察以外にも自治体が相談に乗ってくれる場合もあります。

個人情報は時として、金品より高額とも言えます。

詐欺は立証しづらい案件なので、被害にあわないよう気をつけましょう

自己紹介

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カリフォルニア在住で健康マニアな日本人。 家庭菜園や実体験、便利でお得な情報をお届けします。 疑問に思ったことや調べてほしいことがあれば気軽にご連絡ください。

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