成長した子供がキラキラネームを嫌がるという、現状を知った親が名づけなくなったからでしょう。
海外でも流行っていますが、問題も多々あります。
”世界にひとつだけの名前”を付けたい気持ちもわかりますが、アメリカのようにニックネームで呼べばいいのです。
日本ではあまり知られていないアメリカのニックネームを紹介していきます。
世界中でキラキラネームが流行っている?
実際、近年では日本だけでなく、アメリカや中国でもキラキラネームが流行っています。
親が子供にキラキラネームを付けて、後で後悔するなんて話もあります。
実際名前を変える子供もいるほどです。
アメリカの場合
例(アメリカ)
Sue Shi(寿司)
Al Kaholic(アルコール中毒)
Minnie Skurt(ミニスカート)
Stu Pitt(馬鹿)
Al Kaholic(アルコール中毒)
Minnie Skurt(ミニスカート)
Stu Pitt(馬鹿)
上記の名前だとSueやAl、Minnieなどをファーストネームにしてその後ろがミドルネームになります。
アメリカで例のような名前を付けると、周りから失笑を買うだけでなく、親の知性のなさが露見してしまいます。
日本の場合
例(日本)
王様(きんぐ)
光中(ぴかちゅう)
伽莉依(きゃりい)
本気(まじ)
王子様(おうじさま)
光中(ぴかちゅう)
伽莉依(きゃりい)
本気(まじ)
王子様(おうじさま)
キラキラネームは恥ずかしいだけでなく、いじめの原因にもなります。
国内だけならまだしも、海外でも恥をかく可能性が大きいのです。
例えば王様(きんぐ)という名前。
Martin Luther King Jr.(キング牧師)という人種差別をなくそうとした牧師の苗字が”キング”です。
もしアメリカ旅行した時、パスポートにキングという名前が書かれていたらどうでしょう。
入国管理局で「なぜこの人は苗字が2つで名前がないんだ?」と不思議がられますよ。
さらに王子様(おうじさま)」と名付けられた高校生(18)が、恥ずかしい」という理由で甲府家庭裁判所に改名を申し立て、認められたそうです。
キラキラネーム=裁判で認められるほどの問題
と理解しておきましょう。
個性は大事ですがそれは本人が持っているもので、名前で目立つ必要はありませんよね。
アメリカのニックネーム
アメリカではニックネームが実名のように使われたり報道されています。
通名のように使用されていますが、書類やサインには正式名称を使用するのが一般的です。
僕も知人の名前を緊急連絡先に記入する時に、はじめて正式名を知ったことがきっかけで、調べることにしました。
アメリカの俳優や著名人のニックネームと正式名
僕の知人の名前がBill(ビル)でした。
書類に名前を記入しようとしたところ、Billはニックネームだと告げられて、驚きました。
Billの正式名称はWilliam(ウイリアム)。
ということは、元アメリカ大統領で、ヒラリー・クリントンさんの旦那さんである、ビル・クリントンさんの本名は”ウイリアム・クリントン”ということになります。
羊たちの沈黙でハンニバル・レクターを演じたアンソニー・ホプキンス(Anthony Hopkins)。
アンソニーは正式名ですが、ニックネームになるとTony(トニー)になります。
俳優のエディ・マーフィ(Eddie Murphy)のエディもニックネーム。正式名はEdward(エドワード)です。
日本のプロデューサーでタレントでもある、デーブ・スペクターさんのデーブもニックネーム。正式名はDavid(デイビット)です。
ジョニー・デップ(Johnny Depp)がパイレーツオブカリビアンという映画でジャック・スパロウ(Jack Sparrow)という役を演じています。
このジョニーとジャックどちらも正式名は同じで、実はどちらもJohn(ジョン)のニックネームなのです。
アメリカニックネームの一覧
正式名ーニックネーム
Stephen(ステファン)-Steve(スティーブ)
Margaret(マーガレット)-Meg(メグ)、Maggie(マギー)、Peggy(ペギー)
Elizabeth(エリザベス)-Betty(ベティー)、Liz(リズ)、Beth(ベス)
James(ジェームス)-Jim(ジム)、Jimmy(ジミー)
Michael(マイケル)-Mike(マイク)
Richard(リチャード)-Rick(リック)、Dick(ディック)
Terrence(テレンス)-Terry(テリー)
Joseph(ジョセフ)-Joe(ジョー)
William(ウイリアム)-Bill(ビル)
Anthony(アンソニー)-Tony(トニー)
Edward(エドワード)-Eddie(エディー)
David(デイビット)-Dave(デーブ)
John(ジョン)-Jack(ジャック)、Johnny(ジョニー)
Margaret(マーガレット)-Meg(メグ)、Maggie(マギー)、Peggy(ペギー)
Elizabeth(エリザベス)-Betty(ベティー)、Liz(リズ)、Beth(ベス)
James(ジェームス)-Jim(ジム)、Jimmy(ジミー)
Michael(マイケル)-Mike(マイク)
Richard(リチャード)-Rick(リック)、Dick(ディック)
Terrence(テレンス)-Terry(テリー)
Joseph(ジョセフ)-Joe(ジョー)
William(ウイリアム)-Bill(ビル)
Anthony(アンソニー)-Tony(トニー)
Edward(エドワード)-Eddie(エディー)
David(デイビット)-Dave(デーブ)
John(ジョン)-Jack(ジャック)、Johnny(ジョニー)
ニックネームを使えば、キラキラネーム必要なし
子供に特別な名前や変わった名前を付けたい人もいるでしょう。
戸籍にキラキラネームを載せるのは絶対やめたほうがいいです。
子供が小学校の低学年までなら、意味もわからず問題ないかもしれません。
中学生になれば、言葉の意味を理解して、名前のせいでいじめられることも。
実際に名前を変えたいという子供がたくさんいます。
アメリカのようにニックネームを使う
子供がかわいいし、キラキラネームで可愛がりたいのは小さい時だけです。
キラキラネームで名前を呼んだり呼ばせたいのであれば、ニックネームで十分です。
通名のようにテストや入学時に使う名前ではなく、呼び名として使用すればいいだけです。
学校や周りの知り合いには、自己紹介のときに「○×(キラキラネーム)で呼んでください」と言っておけばいいだけです。
アカウントでニックネームを作成する感覚で、みんなに呼んでもらう名前として使用すればいいだけです。
名前は簡単に変更できません。
産まれたばかりの子供は自分の名前を決められません。
名前を付ける責任は親にあります。
だからこそ、しっかりちゃんとした名前を付けてあげてください。
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