新築住宅ではなく古い中古物件なので、細かい直す箇所があり、購入前から直す方法を模索してました。
ガレージの横に作業部屋があったのですが10年以上使っていないような状態で壁の骨組みもむき出し。
「さすがにコレはDIYレベルでは無理だな」というレベルだったので不動産エージェントの知り合いのHandyman(大工)に相談して、住宅購入後に直し始めました。
そもそもDIYとは
ネットでよく”DIY”という言葉を見かけます。
このDIYとは英語の頭文字をとって略したものなんですが、”Do it yourself"の略なんですね。
つまりは自分自身でやるという意味。
日曜大工やガーデニングなどがDIYの対象になります。
海外のYou tubeでは色々なDIY動画(作り方や直し方)があるので参考になります。
大工や業者に費用を相談
壁の骨組みも棚も壊れかけていて、コンセントプラグもむき出し。
どう考えてもこのまま使えないこともないけど、汚いしボロいので改装する方向でHandymanと相談。
Handymanを以後、大工という呼び名で記述していきます。
材料費はこちらで支払うのでいくらで直るのか尋ねると、工賃(Lavor)が$350でいいとの返事。
とりあえず予算内で収まりそうなので、頼むことにしました。
住宅購入から引っ越し日までの期間が2週間あったので、入居までに仕上げてもらうという話になりました。
ホームセンターにて資材購入
まず僕自身はトラックを持っていないので、大工さんに連れて行ってもらいHomedepotへ。
ちなみにアメリカには2つ有名なホームセンターがあります。
”Homedepot”と”Lowe's”というホームセンターです。
Homedepotはプロ向きで大量購入するのに最適で、Lowe'sは店内もキレイで案内も丁寧、一般客向きといった感じ。
以前はもう一店有名ホームセンターがあったのですがなくなっちゃいました。
断熱材(Insulation)40SQ×20個、壁資材(Drywall)×29枚とそのほか材料を購入。
$670プラス釘やそのほかの細かいもの$50別途購入したので、材料費は約$730でした。
まず解体から
使いたい棚や流し台(古いキッチン)は、一度外して壁を張った後に戻すとのこと。
1日目の作業は、使えなくなっていた電気スタンドや釘が刺さった状態の壁を引っぺがしたところ、ピックアップトラック1台分の廃材が出ました。
廃材を捨てる料金は別途で$20。
作業部屋事態の広さは12畳程度でしたが思った以上の廃材に驚きました。
外したキッチンは釘で打ち付けてあった上、木材が古くなっていて再利用できないので小さな流し台を買う羽目に($117)。
解体から完成まで2日という話だったのですが解体で1日かかり、思ったより時間がかかるなあと思いましたが、まあ2週間あるのであまり心配してませんでした。
骨組みに断熱材(Insulation)を入れる
解体してから1週間、大工が来ない上に連絡がないので、焦り始めました。
住宅購入した時の不動産エージェントJに連絡し、「大工が来ない&連絡がつかない」と伝えるとやっと連絡あり。
引っ越しまであと1週間だけど改装がいつ終わるのか聞くと、「あと2日で終わる、今日の夕方行く」というので待つことに。
夕方4時ごろ、弟子を連れて大工が2人でやって来て2日目の作業開始。
3時間経過したころ大工が戻って来て断熱材を入れ終わりました。
壁資材(Drywall)を打ち付けていく
骨組みと断熱材を覆うように壁資材(Drywall)を打ち付けて壁を作っていきます。
大工&弟子&僕がいるということで急いで天井にDrywallを張り付けていきました。
2人で手と頭を使って壁材を支えている間に、大工が骨組みと壁材を仮止めしていき、サイズが合わない場合は切って貼り合わせていきます。
合計4時間で天井3分の1の壁を打ち終えてこの日は終了。
壁資材(ドライウォール)とは
この壁材(ドライウォール)は表面が段ボールのような紙で、中は弱い石膏のようなもの。
日本でも突っ張り棒や家具が当たって壁に穴が開く場合があると思いますが、この穴が開く壁の材料がDrywallと言われるものです。
はっきりいって木と違い強度は全くといっていいほどありません。地面に置いて強く踏んだら簡単に割れる程度しか強度がありません。
濡れると曲がるし、ベロベロになる上、表面の紙がはがれて濡れるともろくなります。
日本で家具をぶつけて壁に穴があくことがありますよね?あの素材がドライウォールです。
ただし、表面が紙なのでつなぎ目をコンパウンドで簡単に埋められたり、好きなサイズに切るのも簡単なので、使いやすい素材です。
さらに壁紙を張るのもペイントを塗るのも作業しやすいので住宅に使われています。
期日ギリギリに壁が完成
残り5日あり、あと1日で終わるという話なのでちょっと安心していましたが、またもや大工と連絡がつきません。
住宅購入した時の不動産エージェントJに連絡してもらったところ、2,3日行けないとのこと。
しかし実際来たのは引っ越し前日の夕方7時。
明日は引っ越しなのに作業が終わってません。
僕はこの時点でかなり頭にきていて「明日引っ越しって2週間前に伝えたはずだけど?」というと、”明日朝一に来て終わらせるから大丈夫”と簡単に言ってくれましたが、朝終わってなければ仕事の機材が入れならないと怒ったところ、昼までに終わらせるというのでその場は我慢。
で、引っ越し当日に見に行くと朝7時半には作業を始めていたのでちょっと安心。
しかし壁資材(ドライウォール)25枚を打ち付けられるのか不安に思いながら引っ越し開始。
朝10時から15時で引っ越し終了。
引っ越しを手伝ってくれた皆も大工に「本当に今日完成するのか?無理だろ」と説教していましたが、案の定引っ越し終了までに完成しませんでした。
作業場が完成していないので机4つと機材10個ほどをガレージに置くことに。
部屋が完了したのが夕方6時。大幅な時間オーバーで一人で大きな机4つと機材を一人で運ぶ羽目に。
流し台のパイプはまだつないでいないが明日やるというので終了。
とりあえずこれまでの工賃を支払うという話になったのでした小切手を渡しました。
結局全部で材料と廃材、流し、工賃で($730+$20+$117+$350)の合計$1217でした。
改装前 |
改装後 |
大工や業者は当たり外れがある
”大工に流しを付けに来い”と連絡するも他の町に出張しているので3日後戻るといった後、音信不通。
エージェントが連絡しても捕まらないという最悪の結果に。
結局自分で配管を終わらせて、流し台を取り付けました。ここだけDIY。
まあ、改修費としてはかなり格安でできたので、泣き寝入りしましたけど、”せめて終わりまでやれよ”という驚く結果に。
ちなみにアメリカの大工や業者の気を付けるべき特徴
・時間にルーズ
・金を先に要求する
・明日明日という奴はNG
・連絡が取れない&してこない
・途中で放棄
・金を先に要求する
・明日明日という奴はNG
・連絡が取れない&してこない
・途中で放棄
実際に安い大工や業者を使おうとするとNGポイントがある可能性が高い。
安くてしっかりしている人は忙しくて来れない場合が多い。
完全に仕事が終わりきるまでお金は払わないようにする。(別の大工から教わった)
コントラクター(有資格者)でも、いい加減な大工はたくさんいる。
もし安くてしっかりした大工や業者を見つけたら、専属になってもらうくらい親しくなって相談するのがおすすめです。
商品ではなく人なので、巡り合う、見つけるのが大変ですが、探せばいい大工に出会えますよ。
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