ガーデニングです!
アメリカのアパートの屋上で勝手にカブやネギを作ったし、借り家でもキュウリやトマト、オクラなどを育ててました。
自分の家になったらまず絶対やろうと決めていたのが、野菜栽培でした。
プランターは長持ちしなかったり、微妙に価格が高かったりで、買いまくるのも経済的にどうかと思っていたところ、自作ポット(植木鉢)に行く付きました。
プランターを買う前に調べる
プランターを調べることから始め、どんな材質でどんなデザインがあるのか、値段やサイズを調べていきます。
ここでまず気に入ったデザインのポットをいくつかピックアップしました。
画像ではあるけど販売されていない形の植木鉢もあったりしますが、インテリア用の植木鉢を選びました。
自分が選んだポットがセメントを流して作れるのか、考えていくことになります。
セメント外形と内面の型を作る
植木鉢の外側の形と内側(土と植物を入れるスペース)の形を決めて、セメントを流し込むための枠を作ります。
もし風呂の浴槽のような大きなセメントポットを作るなら型を、木材で作ったりして強度を保つ必要があります。
今回僕が作ろうとしたのは5角形の多面体植木鉢。
高さ15㎝程度のものと、60㎝ほどのポットを作ろうと型の制作を始めました。
複雑な形なら設計、試作品してみる
僕の場合お試し(実験的)だったので失敗してもいいというノリで作り始めましたが、いきなりつまづきました。
そもそも正5角形の多面体ってどうやって作るのか?さらに正五角形を定規だけで書けるのか?コンパスないけど、どうしよう?など試行錯誤から始まりました。
まず一つの正五角形を何回か試作して、コンパスと分度器がないので一辺の長さがすべて均等になるまで5角形を描きました。
ちなみに道具を使った正五角形の書き方を解説しているサイトも見つけました。5角形の植木鉢を作りたい人はこちらのサイトを参考にしてみてください。Tap-Bizさんの5角形の書き方
2回目でうまくいったので、描いた5角形をもとにコピー(写す)して立体図を作ることにしました。
外枠と内枠の素材を決める
セメントを流す枠の素材を選びます。
プラスチックの板でも段ボールでもいいので、自分んで切って組み立てられる素材を選びましょう。
僕は表面がツルツルの段ボールを選んで、図形を描き上げて、カッターで切り抜いていきました。
組み立てる際、仮止めのテープと、きっちりセメントが漏れないようにビニールテープでがっちり固定しました。
内面は丸い筒上にする予定だったので、発泡スチロールの筒を切り抜いて作り、排水できるようにストローを底の部分に3か所つけました。
ちなみに内面も好きな形にできるし段ボールでもOKです。
セメントを購入
ホームセンターでセメントを購入。
日本だと100均などでも購入できると思います。
ちなみに僕が買ったセメントは、60lb(ポンド)約27kgで$4と激安のセメントを買ってきました。
日本のホームセンターでも、色がついたものや、粒子が細かいものから、強度が強いものまで、種類が様々ですが自分の希望のセメントを選びましょう。
セメントを流す
①平らであまり深くない容器にセメントの粉と水(指定された分量)を入れてよく混ぜます。
混ぜ合わせた後は素早く流さないと固まってしまうので素早く作業します。作業時間は約5分程度。
②外形の型の中に少しセメントを流し込みます。
底のストロー(排水口の厚さ分)流し込んだら、内枠の型を差し込み、外形と内枠の間にセメントを流し込んで上、ヒタヒタになるまで注いでいきます。
③セメントを上まで流し込むと内枠が浮力で浮いてきてしまうので重しを置いてうまく固定します。
④そのまま、放置して決められた時間乾燥させる。
僕のセメントは12時間と書いてありましたが24時間放置してしっかり乾燥させました。
⑤1日放置した後、外側の段ボールを引っぺがして、内枠の型を取り出します。
キレイにはがしたら完成!
作ってみた結果
15㎝の小さい植木鉢は、形は重さで多少崩れたもののポットとしての使用は可能。
排水用に取り付けたストローの穴は、重しの重さが足りずあとで開けなおす羽目に。
電動ドライバーを使えば簡単に穴が開けられます。電動ドライバーに興味がある方はこちらもどうぞ
とりあえず小さなポットとして使用できるので、取ってあります。
60㎝のポットは、上まで流して内枠の棒を入れ重しを置いた瞬間、重さに耐えられず、段ボールの型の下部あ決壊し流れ出し、大失敗。
最後の最後で失敗したため、急いでセメントを小さな段ボールの箱に移し替え、大きなレンガのようなブロックを4つ作ってなんとか、捨てずに済みました。
経験から学んだ結果として、相席が大きくなる場合、型の素材の強度を考える必要アリです。
ただ、おしゃれな植木鉢やポットを安価に作れるのでDIY好きだったり、工作や日曜大工が好きな人にはおすすめです!
時間があって興味がある人は一度お試しあれ!
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