日本のテレビだとカミツキガメとかブラックバスといった、生態系を崩す水中で生息する生物が多いようです。
その他だと殺人ダニなども話題になっているようですが、毒グモについて知っていますか?
一時期話題になったセアカゴケグモやクロゴケグモ(ブラックウィドウ)は、意外と危険な生物なので知っておいてください。
僕が住んでいる同種類の毒グモの話と共に紹介していきます。
セアカゴケグモとは?
もともと日本国内には生息していないクモでしたが、1995年に大阪府で発見されました。
現在では42都道府県で確認されているので、日本のほとんどの場所で生息しているといえます。
セアカゴケグモはオーストラリアのクモ。
現在ではオーストラリアそばのニュージーランド、気候が似ている東南アジア、ヨーロッパ諸国やアメリカでも見つかっています。
現地オーストラリアでは昔から毒グモとして認知されていて、血清もあります。
セアカゴケグモの特徴
・メスが大きくてオスは小さい
・メスが体長約1cmで、オスは5mm程度
・頭が小さくて胴体が風船のように丸いのが特徴
・体は黒くて光沢がある
・おなか、背中に菱形が2つくっついたような赤い柄
(パッと見、砂時計に様な形)
・メスが体長約1cmで、オスは5mm程度
・頭が小さくて胴体が風船のように丸いのが特徴
・体は黒くて光沢がある
・おなか、背中に菱形が2つくっついたような赤い柄
(パッと見、砂時計に様な形)
メスの寿命は2-3年なので見つけたら退治しましょう。
卵は丸い繭のまわりに薄い繭がある球体。
残念ながら卵には殺虫剤が効きません。
卵の対処法は退治の欄に記載しておきます。
セアカゴケグモの毒
セアカゴケグモは毒を持っています。
毒はセアカゴケグモに咬まれた時に注入されます。
種類は神経毒で、メスが持っている(オスは毒がない)と言われています。
オーストラリアでは死亡例もあるようですが、日本ではまだありません。
触らなければあまり咬まれる事はありませんが、気づかない間に触れてしまうこともあるので注意が必要です。
咬まれた時の症状
・咬まれた部分が痛い
・腫れる
・痛み
・発汗
・発熱
・腫れる
・痛み
・発汗
・発熱
あまり重症化しないのですが、もし咬まれたら病院で診察を受けてください。
セアカゴケグモと同種のブラックウィドウ
アメリカにいる毒グモ、ブラックウィドウ(black widow)なんですが、日本ではクロゴケグモと呼ばれていて、毒が強め。
咬まれての死亡率は1%未満。
日本で初めての発見は2000年に山口県の米軍岩国基地にて。
アメリカだと外のゴミ箱付近や屋内外のテーブルや椅子の下、暖炉用の薪などの日陰を好みます。
血清ができる前は、咬まれた人の5パーセントが死亡していた。
蜘蛛の巣が粘り気があって強く、ビヨーンと伸びて切れにくいのが特徴。切れにくい蜘蛛の巣なので物が当たったりして巣が揺れると物陰に潜んでいたブラックウィドウが姿を現します。
実際に毒グモに咬まれた話
僕の知り合いが半年ほど前、クロゴケグモ(ブラックウィドウ)に咬まれました。
過去にも咬まれた経験があったらしく、重症化しました。
パテオでガーデニングをしていたところ、天井から降りてきたブラックウィドウに顔を3箇所刺されたそうです。
顔が試合後のボクサーのように腫れ上がっていました。
しかも重症化したことで、3日間の入院。
病院で治療したことにより、事なきを得ましたが、咬まれたら病院に行きましょう。
毒グモを退治する方法
クロゴケグモ(ブラックウィドウ)やセアカゴケグモを見つけたら、退治しましょう。
メスは卵を産んで増殖する恐れがあるので、発見したらすぐ退治がベストです。
・潰す
・殺虫剤
・殺虫剤
殺虫剤はピレスロイド系を使用してください。
アース製薬のホームページにピレスロイド系の解説があります。
アースジェットでクモは退治できます。
噛まれる危険性があるので、潰すときは靴で踏むか、石を使ってください。
素手だと咬まれる場合があるので、直接触るのはやめましょう。
先ほど書いた卵なのですが球体の繭を見つけたら、焼却するか潰してください。
殺虫剤(ピレスロイド系)が繭の中まで届かず効きません。
アメリカの殺虫剤
殺虫剤を使います。
ピレスロイド系でクモに直接使うタイプではなく、撒いておくと虫がいなくなるタイプの殺虫剤があります。
ホームセンターなどでHome Defense Insect Killerなどを購入して使います。
12ヶ月虫が寄ってこないとありますが、6ヶ月に1回くらい散布すれば、虫がいなくなります。
毒グモ以外にも、ゴキブリやアリにも効くので、アメリカ在住の人にはおすすめです。
薬を撒いた上(乾燥した後も有効)を虫が歩くと勝手に退治できます。
まとめ
毒グモ、セアカゴケグモとクロゴケグモについて説明してきました。
咬まれても重症化したり命に別状はない可能性が高いとはいえ、心配ですよね。
日本にも危険な外来種が入ってきています。
もし見かけたら直接触らず退治していきましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿